セキュリティの大切さ
当社は様々なお客様と取引をしており、業務現場となる研究所や開発拠点も多種多様です。
事故を引き起こしたり怪我や災害が起きたりしないようにすることはもちろん大切ですが、「情報セキュリティ」「システムセキュリティ」は近年非常に重要なものとなっています。
現場ではお客様の重要な情報を取り扱うことも多々あります。情報交換や機密情報の保持・移動などに関わることもあります。
こうした情報が漏洩したりしないよう、10月14日に事例も交えて勉強会が行われました。
①迷惑メールやウィルス対策について
業務でメールを使うことはよくあることです。ファイルを添付して送ったり受け取ったりすることも多いと思います。
普段使っているからこそ、見知らぬメールやファイルを開いたら「ウィルスに感染した」ということが起こったりします。
安易に開いたりしないことはもちろんですが、ファイルにはパスワードをかけたり、フリーメールに注意したりする等の心がけは大切です。
また、ウィルススキャンやユーザーID・パスワードの管理徹底など、情報対策は体制をしっかりしなければなりません。
基本的にサイバー攻撃などはシステムだけで防ぐことはどうしても難しいものです。個人の意識を常に高くしておき、何かあったらすぐ対応がうてるようにする必要があります。
「なんとなく、の違和感」に注意しろとよく言われます。おかしなことがあったらまず報告するように心がけてください。
②セキュリティについて
お客様の中には施設に入るにもセキュリティカードを必要とするなど、厳しい管理をとっているところもあります。アクセス権を持たなければ入室できない場所もあったりします。
複雑ではありますが、個人の意識を高くし、情報セキュリティ対策をしっかりこなしてください。
また、USB端末など、移動が容易な端末で情報を持ち運ぶこともあるかと思いますが、紛失すれば大きな問題になります。機器の取り扱いには最新の注意を払ってください。
弊社では四半期ごとにセキュリティチェックカードで調査するようにしました。また、軽微でも問題が発生した場合には全員に連絡し、チームでミーティングを行うようにもしています。
情報の漏洩は企業としての信頼にも関わることです。
その一方でサイバー攻撃やウィルスメールの手口は巧妙化の一途をたどっており、ふとした時にセキュリティは破られてしまいます。
手続きや管理が複雑であったりしても、ルールは順守するようにしてください。「当たり前のことを、当たり前にやる」これが情報セキュリティでは大切です。